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北海道胆振東部地震を体験して(続編)①

北海道胆振東部地震を体験して(続編)①
               
北海道のある地方自治体職員

前回、平成30年9月6日未明に発生した北海道胆振東部地震の体験を書かせていただきました。
その後私の生活は、公私ともに通常の生活に戻りました。ただ、震災に関連する業務はその後もなくならず、通常業務に加え、忙しい日々を送っています。しかし、ひと月ほど経った頃は少しずつ余裕もできてきたため、かねてから考えていた、被災地ボランティアに行くことができました。

ボランティアの方法は、新聞等で掲載されており、募集している町(厚真町・鵡川町・安平町)のホームページやFacebook等で日にちと仕事内容を確認できますが、受付時間までに現地に直接行けばよい町と、あらかじめボランティア登録したうえで、募集日に事前の予約をしてから活動するという町がありました。私は、叔母も住んでいる安平町に行くこととし、10月中旬と、11月の初めの2日間を予約しました。
ただ、この頃になると、平日の受付は行っておらず募集人数もかなり減って来ていましたので、私の体の空いている日には、すでに募集人数が集まって募集を締め切っていたりしていました。

1回目のボランティアは、被災した家屋内の清掃と震災で出たごみの片づけ等でした。ボランティアセンターに着くと、いろいろな町からのボランティアさんが来ていることがわかりました。札幌市からの方が多いようでしたが、道内各地や、道外の方も多かったです。年齢も若い方から年配の方まで様々です。
まずは、町職員の方が現在の町の様子を教えてくれました。特に、小中学生は、学校が避難所になっているため、児童たちが仮校舎で授業しており、かなり不便で部活動もなかなか思うようにできないこと。一番残念なのは練習してきた学習発表会(学芸会)が中止になってしまったことだそうで、6年生は最後の発表会だったので、さぞがっかりしただろうと思いました。
また、家が壊れてしまった方も、国からの保障では、建替えどころか、解体する費用も出ないとのこと。こういう話はテレビではあまり報道されておらず、そのことを知っただけでも被災地に来た甲斐があったなと思いました。そして、私の行った日は自衛隊の炊き出し活動の最終日であり、一定の節目の日だったようでした。

町職員の話の後は、いくつかのグループに分かれて作業が始まりました。私のグループのリーダーさんは、被災地からは車で3時間ほどかかる町から毎週一人でボランティアに来ている若い女性でした。平日は通常に仕事をし、週末は毎週安平町に通ってくるという彼女。本当に頭が下がります。

町の中は外観ではそれほど被害はわかりませんが、家の中では割れたガラスが散乱したままのところや、避難所生活のため、家の片づけができない方もいました。崩れた塀や、礎から傾いている建物などもあり、被害の大きさがわかりました。
私たちは、町を回って集めた災害ごみを集積所に運んだのですが、集積所はものすごい量のごみの山となっており、びっくりしました。公園だったところを集積所にしており、ごみを種類別に分けていました。冬期間は積雪もある地域です。今後どうやってこのごみ処理をするのだろうと考えると被災地の抱える問題は本当に計り知れないなと思うのでした。

次回は、2回目のボランティアについてです。
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趣味は滝、学ぶべきは自然です③

3 趣味は滝、学ぶべきは自然です

  ◎佐々木 康行
   新潟県在住。出来る限りお薬に頼りたくない薬剤師。
   家族は、母と妻と長男、次男の五人。
   周りの方が笑顔になるのを見るのが大好きです


 実は私が滝の事で何かを語るには、もう少し時間(経験)と知識が必要なのかと感じていますが、今回は私が体験して感じた所だけを伝えさせていただきます。

 自然を相手に遊ばせていただいていますから、毎回毎回状況は違います。穏やかな時も有れば、荒れ狂う時も、水不足や極寒の時も有ります。当然ですが上流から何が落ちてくるのかもわかりません。

 先日も、大雨洪水警報が出ている中で、毎日入っている落差七十mの滝へ行きいつものように入りました。茶色の濁流とともに、小石が頭や肩にいくつも当たります。そしてドボンドボンと石が落ちて来る音も聞こえます。そんな中で、滝から上がろうと少し場所を移動した所で膝に石が当たり激痛が走りました。時には大人の頭ほども有る石や流木が落ちてきますから、こっちが自然をなめてイイ気になっている時などは、ガツンとやられてしまいます。

 極寒の時は、一瞬にして頭の中が真っ白になれますから、冬の滝は大好きですが、むしろ夏で穏やかな時の方が、こちらの気持ちのあり方を問われている感じがして難しいと感じる時も有ります。同じ事を、繰り返し続けている流れの中でも節目節目で様々な問いかけはやって来ます。そんな時に改めて迷ったり、おまえは本気かと問われたりする事もあります。

 私が滝に入る時に目指している所は、『滝つぼに転がっている石ころ』です。どんな状況であっても全てをありのまま受け入れて、勝つとか負けるとか、不平や不満も口にせず、存在しながらも他者に対して無害で有る、そんな静かに転がっている石ころみたいに滝に入っていられる人になりたいと感じています。勿論、そんな風に出来ている訳も無いですが、それでもいつの日にか、日常の生活で、そんな風に動ける人間になりたいと感じています。

 滝から上がった後は、とてもスッキリ爽やかで心穏やかな気持ちになれます。この状態で一年中過ごせたら、世の中の争いも無くなるのではと感じています。

 現在私が乗っている車には、五分単位で走行中の平均燃費が表示されますが、滝から上がった後にはカタログに記載してある数字よりも高い燃費が表示されます。きっと心穏やかな雰囲気が車に対してもよい影響を与えているのかと感じています。

 滝や五体投地をした後には、おまけのご褒美もやって来るみたいです。これはあくまでも私の感覚ですが、お陰様で自分自身の内に潜んでいるひょういか何かがサイダーの泡の様にポコポコと弾けて外に出て行っていただけ、自分自身の痛みや重荷がスッキリと軽くなって行く気がするのも、また有り難い限りです。

佐々木さん写真①
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