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子どものお習字

子どものお習字  第1回子どもの筆の洗い方
                                小川 和恵
 現在、新潟大学非常勤講師。かな書道教室主宰。小中学校・高校・生涯学習講座講師。
子どものお習字教室、実用書教室、受験指導、など。


 お習字教室に通っていない子どもたちも、夏休みには宿題で筆を持つことがあるでしょう。
 小学校は3年生から国語科で毛筆を扱いますが、授業で使い終わった筆はバケツの水ですすぐ程度。次にカバンを開けた時には、カチカチに固まっていたり、カビが生えていたり。学校用の筆は、消耗品と割り切るしかなさそうです。小学校3年生で買った筆を中学生になっても使っている子がいますが、荒れた筆でこするような線を書き、本当にかわいそうです。
我が家では、面倒でも学校の書写でお道具を使うたびに持ち帰らせて筆を洗います。

 気持ちよく書くには筆が大切。ぜひ子どもの筆に触ってみてください。筆は、ため水で墨をもみだして洗います。水は何度も取り替えます。お水がたくさんいるわねえ、と思われましたか?よい筆洗法をお教えしましょう。

書き損じの紙を反故(ほご)紙といいます。
「約束を反故にする」という言い方はここから来ています。反故紙が足りなければ新聞紙などを用意します。まず、もしも硯に墨が残っていたら、全て筆に含ませて書ききります。反故紙の上に「一」の字でも練習するつもりで、墨が出なくなるまで丁寧に。次に反故紙で硯をきっちり拭き取ります。硯の海に水を注ぎます。筆を根元までひたします。また反故紙に点画の練習をします。硯の水分を拭き取ります。これを何度か繰り返すのです。
流し場へ行った時点で、ずいぶん墨は抜けていることと思います。

瓶で振り洗い1
コップやペットボトルの中で振り洗いをし、きれいになったら穂先の形を整え、根元にティッシュなどをまきます。これは残っている墨の粒子を水分と共に外へ出してやるためです。
  ティッシュを巻いた状態の筆2


最後に、風通しの良いところに吊るして乾かします。筆についている紐は、この時役に立ちます。流し場も汚れず、反故紙も使い切り、墨も流さない、環境に配慮した方法です。お試しください。
ちなみに、名前書き用の小筆は洗いません。濡れた反故紙の白いところで、墨を拭き取って下さい。根元までさばくこともありません。
全部崩れてしまった小筆は再び糊で固めるか、糸を巻いてやります。ただ、磨った墨ならばともかく市販の墨汁で先まで固まってしまった筆は、毛が傷んで使い物にならないと思います。子どもの小筆もやはり消耗品です。
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コメント

墨の匂いが漂ってきました

私は冊子のムックマムの頃から小川さんのきりりとした文章の大ファンです。
筆の洗い方、とてもなつかしい気持ちで拝読いたしました。
小学生の時にならっていたお習字の先生のやり方と同じで、鼻先にすーんと墨の匂いが漂ってくるような感覚で読ませていただきました。
字が上手とは到底いえないわたしですが、子どもの手が離れたら、お習字を習ってみたいと思っています。
連載楽しみにしております🎵
2015-08-23 23:55 | ひめりんご #- | URL [ 編集 ]

なるほど〰

そんな方法があったんですね。こんなやり方もあるよ、と我が子にも教えてあげたかったです。筆と硯は捨てられずに文箱に入れて持っています。たまには使ってあげなくては・・・
2015-08-24 21:44 | こもも #- | URL [ 編集 ]

ひめりんごさん、こももさん
いつもコメントありがとうございます!

私もお二人と同じようにもっと早く知っていたらと思って
小川さんの文章を読ませていただきました。

先日、筆ペンの教室に行きました。
自分の名前や、熨斗袋に書く文字だけ習いましたが
とても楽しかったです。
今度は、半紙に向かってちゃんと筆で書きたいなと思いました。
次回も楽しみにしていてください!
2015-08-25 21:38 | mukkumamu #- | URL [ 編集 ]

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