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イラク戦争を見てきた男の呟き 第1回


☆はじめに・・・
 編集長の小林です。今回の記事は私の友人で、イラク戦争を一民間人として現地に入り見てきた方のレポートです。ムックマムで取り上げるには少し重いテーマですが、通常の報道では届いて来ない貴重な報告書としてご紹介します。ムックマムとして意見を持つものではありませんが、お読み頂いて共に今後の日本のあり方を考える素材として行けたらと思います。




神 慶興(じんよしおき)
1954年北海道生まれ。防衛大学校を病気のため退学後、北海道工業大学へ。電気興業(株)、東邦石材フィリピン駐在員時代は大澤清氏を師事する。その後、生活クラブ立ち上げに参加し、有)花泉商店を平成17年に解散するまで代表を務める。新潟市在住。



 小泉首相がイラク戦争の支援を決め、日本が戦後初めて本格的な武器を持ち海外で活動したのは、2003年12月から2006年7月迄です。

 この時、私は防衛省から取材を許可され自費でイラクに何度か飛びました。当時北海道で米屋を経営していた私が許可されたのは、当時の自衛隊幹部と、防衛大学時代からの交流があり、あり得ない偶然が重なったためでもあります。ちなみに私以外で許可されたのはNHKのみ。読売・毎日・朝日といった大手新聞、文春、新潮等はのきなみ取材を却下されていました。

 とはいえ、当時の私は米屋経営の傍ら個人的に食の問題や環境問題に関わっておりましたが、ジャーナリズムなど全くの素人。カメラはコンパクトカメラでした。そのことを前提に、イラク戦争時期に動いたボランティア、ジャーナリスト、イラクの現地人、派遣された自衛隊の現地取材(電話取材等)のお話を皆様にお伝えしたいと思います。ただ、テレビ等で報道されたものとはかなり違いますので、驚かれるかもしれません。どのように受け止められるかはお任せし、私はただ自分が見たり聞いたりしたことをお伝えするに徹したいと思います。

 さて、フセインが倒された直後のイラクはとても安定していました。小学生の娘と旅行するジャーナリストがいたり、観光バスでツアーをする人さえいました。治安が一変したのはファルージャという町での事件が発端です。

 私の知人の、イラクで民間人救助をしている日本人女性のTさんが写真を見せながら、私に語ってくれたことによると、若いアメリカ兵士が現地の小学生にポルノ雑誌を配り、それに抗議したイラク住民がデモを起こしました。そのデモをアメリカ兵が待ち伏せして発砲し、驚いて逃げた住民を家まで追いかけ、ドアを破って殺しました。イスラムでは未成年に女性の裸を見せるのは禁止されていることを、アメリカ軍に伝えるためのデモだったようです。私もデモの写真を見ましたが、デモは平和裏に行われ、住民たちは全員丸腰でした。

 しかし一般の報道では、アメリカ軍がテロリストの待ち伏せを受け、反撃したとされています。でも、この時点ではテロリストやその部隊はまだ存在していません。イラク人が攻撃をしたとしたら、肉親を殺された人が仕返しをしたというのが本当のようです。この事件はその日のうちにイラク中に伝わり、イラクの民衆は一斉にアメリカに恨みを抱き、現在に至っています。

 また、テロリストがイラクの石油施設を攻撃したという話も、実はアメリカ軍が「大量破壊兵器を阻止する為」との名目で空爆するも、石油関連の場所にはピンポイント攻撃で全く被害を与えず、待ち構えていたとしか思えないタイミングでアメリカの石油会社が乗り込んで来たというのが現地の情報です。
 つまりイラク人にしてみれば、アメリカが石油を盗みに来たとしか思えなかった上、誤爆によって一般住民の生活場所が被害を受けたため、怒った市民がパイプラインを爆破して報復したとのこと。これを報道では「テロリストの仕業」としています。

 日本で暮らして普通に報道を見聞きしているだけではわからない側面があるということを、現地取材する中で何度も考えさせられました。今、集団的自衛権が議論されるのを見ていると、現地での事実を知っていたらこういう論は出て来ないだろうにと思う点がいくつもあります。そしてそのことを危うく感じています。

第2回に続く

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コメント

私たちには知らされていない事が
たくさんあるんだなと思います。
すごくショックな内容ですが、
今世界がきな臭い感じがしています。
隣国や中東、ヨーロッパ、海外旅行も躊躇するような
事件も起きています。
今一度平和について、みんなで考えなくてはいけないなと
思います。
自分に何ができるかわかりませんが。
2016-04-16 23:50 | まめたん #- | URL [ 編集 ]

ほんとですね

毎日の生活だけでも大変なのに、知らずにいていいのか!ということがどうやらいっぱいあるようで。

何か不穏なものを感じつつ、さして気にかけなくなっていて、ドカンときてやられたー!と感じたのが原発事故。取り返しがつかなくなる前に一人ひとりが高い意識を持っていないと危ないのが現代かもしれないですね。
2016-04-17 20:20 | 編集長 #- | URL [ 編集 ]

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