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No Book, No Life

「趣味は?」と聞かれると大抵「読書です」と答える。間違ってはいないが、毎日ご飯を食べるのと同じような感覚で本を読んでいるので、心の中で「趣味以上の存在ですけどね」と付け加えている。

 決まった時間に読んでいるわけではない。通勤、家事、色々な合間合間に読む。気分転換だったり、時には現実逃避だったりする。新聞の書評や広告で目についた本を図書館で予約して借りることが多いけれど、最新刊の本は予約が集中してなかなか読めない。そこで同じ作家の過去の作品や、予約数が減ったころを見計らって借りたりする。

最近はイーユン・リーさんという中国出身アメリカ在住の方の小説をいくつか読んだ。登場人物は皆なにがしかの心の傷を負っており、やるせない人生の苦みのようなものを感じさせるものが多い。私も年相応の経験を経て、ハッピーエンドでもなくアンハッピーでもない結末が自分にとってリアルであり、作者のまなざしに共感を覚えてしまう。去年出た「独りでいるより優しくて」をそろそろ読もうかなと思っているところだ。

図書館とは別に、我が家から自転車で少し行ったところに面白いカフェがある。そこは大きな壁面本棚を備えていて、単行本を1冊持っていけば読みたい別の本を1冊持ち帰ってよいのだ。実のところ、交換目的に集う人はそう多くはないようだが、私は時々寄ってはコーヒー片手に物色している。やはり手放された本ばかりとあって、少し前のベストセラーが多い。或いは、過去の事件を取り扱ったノンフィクションなども。そうして私の「半歩遅れ」ないしは「周回遅れ」の読書は続く。

最近そのカフェでは朗読のイベントを始めた。昔はまっていたが最近は手に取ることもなくなった藤沢周平の時代小説や、私の書棚の片隅に鎮座し続け数年に一度衝動的に読み返す坂口安吾の「桜の森の満開の下」を改めて役者さんの肉声で聴くと、不思議とすっとその世界に入っていける。キーボードによる生演奏付き、役者さん達も時代小説には着物など内容に合った衣装で登場し、贅沢な空間だ。子どもへの絵本の読み聞かせは多いけれど、こんな、大人への朗読ももっと盛んになればいいと思う。

文責 ムックマムスタッフ もなか
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コメント

そんなカフェがあるんですね〜
近くにあると良いなあ〜
本って結構高いけど、よっぽどで無い限り何回も読まないので、本当に気に入って何度も手にする本だけ手元に置いています。
大半は古本屋に持って行きますが、こんなカフェ面白ですね〜
2016-05-30 22:24 | かりんとう #- | URL [ 編集 ]

文章が流れるように素敵で上手なので、書いた人は誰?と思ったら、ムックマムのスタッフさんでしたか。やはりさすがですね。連載でないことに気付いてガッカリしました。続きが読みたかった。
2016-06-03 14:20 | やわら #- | URL [ 編集 ]

有難うございました

かりんとうさん、やわらさん、コメント頂き感激しております😊今回思いきって書いて良かった...
本の交換は、間接的ながら人から人に手渡されていく本の旅のようで、ちょっとロマン(死語?)を感じています。
いつか連載できるよう、あれこれ想いを巡らせているところです。身に余る言葉、本当に有難うございました。
2016-06-06 20:17 | ムックマムスタッフ もなか #- | URL [ 編集 ]

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